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短波監視施設(DEURAS-H)

電波の国際ルール違反に耳を澄ます

電波の到来方向を検知する全国5ヵ所のセンサ局と、これを専用回線で遠隔制御する集中センタ局(関東総合通信局に設置)と地方センタ局より構成され、センタ局からセンサ局を遠隔制御して電波の発射地点を特定するシステムです。

測定周波数は300kHz~30MHzで船舶の航行の援助等に使用される中波帯から国際放送や国際通信等に使用される短波帯までであり、電波の混信源や不法無線局の位置の特定に活用されます。

特に短波帯においては、国内の無線局の監視にとどまらず、外国からの電波の監視も実施して、国際社会の一員として求められる「国際監視」を実施しています。

このシステムは、効率的・効果的な監視を行うため、混信があっても有効な方位測定を可能とする等、実現可能な最先端技術を導入して構築しています。

写真1:短波監視施設(DEURAS-H)
写真2:短波監視施設(DEURAS-H)
担当:総合通信基盤局電波部電波環境課監視管理室