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宇宙電波監視施設(DEURAS-S)

宇宙電波監視施設は、関東総合通信局三浦電波監視センター等に設置しており、人工衛星からの電波を測定し、その電波の周波数、占有周波数帯幅及び衛星軌道位置の確認や、混信の原因調査等を行う施設です。
静止衛星監視設備は、可視範囲内の静止衛星のL帯(1,525~1,710MHz)、S帯(2,120~2,690MHz)、C帯(3,400~4,800MHz)、Ku帯(10.7~12.75GHz)及びKa帯(17.7~21.2GHz)のダウンリンク周波数を監視対象としています。同設備では、衛星から発射される電波のスペクトラム波形情報から、静止衛星の軌道位置と各種電波の諸元を計測する一連の機能を自動で行うことができます。
非静止衛星監視設備は、VHF帯(60~450MHz)、UHF帯(400~2,600MHz)、X帯(7~10GHz)を測定範囲とする3つの追尾アンテナを使用し、静止衛星及び非静止衛星のダウンリンク周波数を監視対象としています。同設備では、非静止衛星に対応するため、公開されている軌道要素データから衛星軌道を計算し、追尾することができます。

宇宙電波監視施設全景
静止衛星監視用アンテナ
非静止衛星監視用アンテナ
センタ局
担当:総合通信基盤局電波部電波環境課監視管理室