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近年、携帯電話をはじめとする様々な無線システムが日常生活の中で重要な役割を果たすようになっており、電波を発射する機器が身近なところで利用される機会が増大しています。このような電波を発射する機器(ここでは「電波利用機器」といいます。)には、携帯電話端末のほかに、PHS端末、ワイヤレスカード(非接触ICカード)システム、電子商品監視(EAS)機器、RFID(電子タグ)機器、無線LAN機器などが含まれますが、これらと電気・電子機器が近接すると、電波利用機器から発射される電波により電気・電子機器に誤動作等の影響が発生する場合があります。
電気・電子機器の中でも、体内に植え込んで使用する心臓ペースメーカ等の植込み型医療機器については、電波利用機器からの電波により誤動作が発生した場合に健康に悪影響が生じる可能性があることから、電波利用機器の利用者、植込み型医療機器の装着者、双方の機器の製造者等が影響の発生・防止に関する情報を共有し、影響の防止に努めていくことが重要です。
植込み型医療機器への影響の発生・防止に関する情報としては、平成9年に不要電波問題対策協議会(学識経験者、関係省庁、関係業界団体等から構成。現在の電波環境協議会。事務局:(社)電波産業会。)により、医療機関の医用電気機器をも対象とした「医用電気機器への電波の影響を防止するための携帯電話端末等の使用に関する指針」が策定されています。
総務省では、その後、新たな方式による携帯電話端末が使用されるようになったこと、新たな電波利用機器の利用が拡大してきたこと等を踏まえ、各種の電波利用機器から発射される電波が植込み型医療機器へ及ぼす影響について調査を実施しています。
・ 平成13年度調査結果 電波の医用機器等への影響に関する調査結果−新たな植込み型心臓ペースメーカ等についても22センチの現行指針の妥当性を確認−(平成14年7月2日付け報道資料)は、こちらをクリック。
・ 平成14年度調査結果 電波の医用機器等への影響に関する調査結果−ワイヤレスカードシステム等が植込み型医用機器へ与える影響について確認−(平成15年6月20日付け報道資料)は、こちらをクリック。
・ 平成15年度調査結果 電波の医用機器等への影響に関する調査結果(電子商品監視機器、無線LAN機器等が植込み型医用機器へ与える影響について確認)(平成16年6月18日付け報道資料)は、こちらをクリック。
・ 平成16年度調査結果 電波の医用機器への影響に関する調査結果(新たな方式の携帯電話端末及びRFID機器が植込み型医用機器へ与える影響について確認)(平成17年8月11日付け報道資料)は、こちらをクリック。
・ 平成17年度調査結果 電波の医療機器への影響に関する調査結果(800MHz帯W−CDMA方式の携帯電話端末の電波が植込み型医療機器へ与える影響の確認)(平成18年5月30日付け報道資料)は、こちらをクリック。
・ 平成18年度調査結果 電波の医療機器への影響に関する調査結果(携帯電話(1.7GHz 帯)及び電子タグシステム(950MHz 帯)の電波が植え込み型医療機器へ与える影響の確認)(平成19年4月24日付け報道発表)は、こちらをクリック。
・ 平成19年度調査結果 電波の医療機器への影響に関する調査結果(1.7GHz帯W-CDMA方式及び2GHz帯CDMA2000方式の携帯電話端末の電波が植え込み型医療機器へ与える影響の確認)(平成20年5月30日付け報道発表)は、こちらをクリック。
・ 平成20年度調査結果 電波の医療機器への影響に関する調査結果(800MHz帯及び2GHz帯CDMA2000方式の携帯電話用小電力レピータの電波が植え込み型医療機器へ与える影響の確認)(平成21年5月22日付け報道発表)は、こちらをクリック。
・ 平成21年度調査結果 携帯電話端末による心臓ペースメーカ等の植込み型医療機器への影響に関する調査結果(平成22年5月17日付け報道発表)は、こちらをクリック。
不要電波問題対策協議会(現 電波環境協議会)が策定した「医用電気機器への電波の影響を防止するための携帯電話端末等の使用に関する指針」については、電波環境協議会のホームページ内(http://www.emcc-info.net/others/keitai.html)
に掲載されています。