正確な
周波数
(
しゅうはすう
)
をつくる
水晶
(
すいしょう
)
携帯電話
(
けいたいでんわ
)
やテレビなど
電波
(
でんぱ
)
を使う様々なシステムでは必ず決められた周波数の電波が使われている。4時間目で勉強したように、同じ周波数だと
混信
(
こんしん
)
して
使えなくなってしまう
(
つかえなくなってしまう
)
からなんだけど、ではどうやって周波数はつくられるんだろう。
電波を
使う
(
つかう
)
装置
(
そうち
)
には
必ず
(
かならず
)
発振機
(
はっしんき
)
というものが付いているんだ。発振機に使われるものとしてよく知られているのが水晶なんだ。透明で六角形の大きな
結晶
(
けっしょう
)
を見たことがあるかな。この水晶はとても不思議な性質を持っていて、薄く切り出した水晶の板に電気を流すと、とても正確な
振動
(
しんどう
)
をはじめるし、その厚さや切り出す角度によって振動数が変えられるんだ。だからクウォーツ(水晶)時計やパソコンの中の時計なんかもそれを利用しているんだ。
昔
は
(
わ
)
ほとんどの
無線機
(
むせんき
)
に水晶が使われていたけれど、いまで
は
(
わ
)
半導体
(
はんどうたい
)
を使った
発振回路
(
はっしんかいろ
)
で必要な周波数がつくられることが多くなっているんだ。でも無線機器を検査する機器や正確な周波数を必要とする無線機には相変わらず水晶が使われているんだ。
水晶振動子
(
すいしょうしんどうし
)
に使うために切り出された水晶
現在では水晶は人工的に大量生産されている
水晶振動子(左は内部、右は製品)