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異システム間の周波数共用技術の高度化

1.事業の目的

2020年以降のIoTや第5世代移動通信システム(5G)等の普及に向けて、新たな周波数を確保するため、既存無線システムとの高度な周波数共用など、電波有効利用を推進していく必要があります。

このため、本事業では、高度な周波数共用を実現するため、様々な無線システムの電波の利用状況を正確に把握することにより、時間や場所毎に電波の空きをリアルタイムに見つけ出し、5G等の新たな無線システムに利用可能とするダイナミックな周波数共用技術の開発やデータベース等を活用した技術実証を実施します。

2.事業の概要

令和元年度から同2年度までの期間、5G候補周波数帯等において、ダイナミック周波数共用の実現に向けた研究開発及び技術実証に関して、具体的に以下の取組を実施します。

  1. 異システム間周波数共用基盤技術の研究開発

    様々な無線システムの電波の利用状況を正確に把握することにより、時間や場所毎に電波の空きをリアルタイムに見つけ出し、5G等の新たな無線システムに利用可能とする技術を開発する。

    <基本計画書において示された技術課題>

    空き周波数の探知技術の開発 既存の無線システムの使用状況を正確に把握し、一定の面積や時間単位で高精度に空き周波数を見つけ出す技術等の開発
    共用周波数の管理技術の開発 見つけ出した空き周波数を混信なく瞬時に割当てるためのアルゴリズム等の開発
    共用周波数の利用技術の開発 高度な周波数共用を実現するために無線システムが具備すべき干渉軽減技術や干渉回避技術等の開発
  2. 周波数共用システムの総合実証

    様々な無線局の運用情報等をデータベース化し、それを活用することで、ダイナミックな周波数共用を実現するための技術的要件の検討や性能評価等を実施する。

    <実施する調査検討>

    移動通信システムと他の無線システムとのダイナミックな周波数共用に関する調査検討 5G等の候補周波数帯におけるダイナミック周波数共用の実現のための共用条件や運用調整ルールの策定に向けた共用検討
    移動通信システムと他の無線システムとのダイナミックな周波数共用のためのシステムに関する調査検討 実環境下での運用を想定した、データベース等を活用したダイナミック周波数共用システムの構成、仕様要件の検討及び試験装置等による機能の評価・検証
    移動通信システムと他の無線システムとのダイナミックな周波数共用のためのフィールド等実証に関する調査検討 ダイナミック周波数共用システムのフィールド試験や性能評価等の検討
    移動通信システムと他の無線システムとのダイナミックな周波数共用の社会実装に向けた有効方策に関する調査検討 ダイナミック周波数共用の社会実装に向けた制度面や共用システムの運用のあり方等に関する調査検討
担当:総合通信基盤局電波部電波政策課、移動通信課