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令和3年度報告書概要

案件名 概要
(1) 次世代高機能レーダーの導入による周波数の有効利用のための技術的条件に関する調査検討リンク先PDFファイルを別ウィンドウで開きます 近年増加している集中豪雨や大規模な水害に対応するため、より高精度、短時間での気象観測を可能とする「次世代高機能レーダー」の技術的条件を整理するとともに、高機能レーダー間の干渉軽減技術などレーダー間や他システムとの効率的な周波数共用に資する技術やチャネルプランについて調査検討を実施する。
(2) 放送用周波数を有効活用する技術方策に関する調査検討リンク先PDFファイルを別ウィンドウで開きます 放送の未来像を見据えた放送用周波数の更なる有効活用に向け、地上デジタルテレビジョン放送用周波数の一層の有効利用を図るため、ホワイトスペースの利用拡大や地上放送用周波数のひっ迫状況を解消することを目標に調査検討を実施する。
(3) 5.9GHz帯V2X用通信システムに関する技術的検討リンク先PDFファイルを別ウィンドウで開きます 自動運転社会の実現に向け、今後見込まれる通信トラヒックの急激な増大に対応するため、5.9GHz帯に次世代V2Xシステムを導入した場合における、既存システムとの周波数共用条件等の実現に向けた技術的条件について検討を実施する。
(4) BS放送用周波数の効率的な利用に関する調査検討リンク先PDFファイルを別ウィンドウで開きます 衛星放送サービスの高度化や市場の更なる活性化のため、2K放送から4K放送への円滑な移行の実現に必要な技術的課題等について検証し、BS放送(右旋帯域)における周波数の有効利用を図る。
(5) 良好な電波環境の維持のための設置場所測定方法の調査検討リンク先PDFファイルを別ウィンドウで開きます 工場や病院の大型の電子機器からの漏えい電波が他の無線通信に妨害を与えることのないことを確かめるため、設置場所において取りこぼしなく測定する方法について調査検討を実施する。
(6) 特定無線設備の放射測定における試験方法等に関する調査検討リンク先PDFファイルを別ウィンドウで開きます 空中線端子がない無線設備の急速な増加に伴う放射測定(OTA)による試験方法を用いた特性試験のニーズの高まりに対応するため、OTAに関する国内外の動向を調査するとともに、従来の空中線端子接続による測定法との整合性が考慮され、かつ、実用性の高い効率的なOTA試験方法を確立する。
(7) X帯沿岸監視用レーダー等の高度化のための技術的条件に関する調査検討リンク先PDFファイルを別ウィンドウで開きます X帯沿岸監視用レーダーは、新規設置及び固体素子型への更新などにより需要増加が見込まれる。周波数のひっ迫状況を解消するため、複数帯域対応型のX帯沿岸監視用レーダーの検討を実施。加えて、屋内での実証実験を行い、技術的条件の検討を実施する。
(8) マルチベンダー基地局の相互運用性向上のための技術的検討リンク先PDFファイルを別ウィンドウで開きます 拡張性に優れたオープンなインターフェースを有する基地局装置の適切な普及のために、複数の装置間で共通で使用される信号のうち、最終的な電波の質に影響を与えうる信号について調査するとともに、Sub6帯にてマルチベンダー基地局の基地局間連携動作の実現のための技術的課題等について検討する。
(9) 無線LANシステムの使用周波数帯域の拡張に伴う技術的条件の検討リンク先PDFファイルを別ウィンドウで開きます 近年、欧米等において、6GHz帯(5925-7125MHz帯)に無線LANを導入するための周波数割当ての検討が進んでいる。IEEEにおいても6GHz帯を対象とした無線LANの次期規格化に向けた検討が行われている。このような状況を踏まえ、我が国において6GHz帯に無線LANを導入するため既存システムとの周波数共用条件等の技術的条件について調査検討を実施する。
(10) 静止衛星向けKa帯地球局の周波数共用技術に関する調査検討リンク先PDFファイルを別ウィンドウで開きます 静止衛星向けKa帯衛星通信システムによるブロードバンドサービスの国内導入のため、海外における標準化・制度化状況及び5Gやその他既存無線局等との周波数共用技術に関する調査検討を行い、技術基準等への反映について検討する。
(11) 救助活動を支援する携帯電話の電波捕捉に関する技術実証リンク先PDFファイルを別ウィンドウで開きます 既存の移動通信システムに割り当てられた周波数を活用して、災害現場等において、要救助者が所持する携帯電話の電波を捕捉することで捜索範囲の絞り込みを可能とする技術について技術実証を実施する。
担当:総合通信基盤局電波部電波政策課