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アマチュア無線の交信体験制度(体験運用)

アマチュア無線の交信体験制度(体験運用)

全国のアマチュア無線家※により、子どもからシニア世代まで、多くの方がアマチュア無線の交信を体験しています。 ※アマチュア無線局免許人(無線従事者)のことです。

アマチュア無線は、無線・電波を使ったコミュニケーションと技術探求の趣味であり、多くの方が、国内・海外との交信や無線通信技術への興味による通信にチャレンジされています。
アマチュア無線の交信体験(体験運用)により、アマチュア無線や電波の楽しさ・大切さ・使う責任を知る・学ぶことができ、科学技術や無線通信技術に対する理解と関心を深めることができます。この交信体験を「きっかけ」に、グローバルに活躍する将来の技術者・研究者が育っていくことが期待されています。

ぜひこの機会に、アマチュア無線・電波の世界を体験してください。
ご不明な点は、各地の総合通信局等にお問い合わせください。

交信体験制度(体験運用)リーフレット

体験者向け「3つのルール」

  1. アマチュア無線家の方が立ち会って、体験者が教えてもらいながらアマチュア無線の操作をします。(モールス符号による通信はできません。)
  2. 交信の始まりと終わりの操作は、アマチュア無線家の方がします。
  3. その他にもルールがあります。アマチュア無線家の方の指示を守って交信体験を楽しんでください。

アマチュア無線家向け「7つのルール」

  1. ご自身が開設または構成員となっているアマチュア無線局を使用すること。
  2. アマチュア無線家の方の監督(指揮・立会い)の下で、体験者(無資格者)が無線設備の操作を行うものであること。
  3. 科学技術に対する理解と関心を深めることを目的として、一時的に行われるものであること。
  4. 監督するアマチュア無線家の方が行うことができる無線設備の操作の範囲内であること。モールス符号による通信操作の交信体験はできません。
  5. 連絡の設定及び終了に関する通信操作は、監督するアマチュア無線家の方が行うこと。
  6. 体験者は、電波法または放送法の法令違反者でないこと。
  7. 監督するアマチュア無線家の方は、体験者が無線技術に対する理解と関心を深めるとともに、無線設備の操作に関する知識及び技能を習得できるよう、適切な働きかけに努めること。

詳細は、関係法令を御確認ください。御不明な点は、お近くの総合通信局等にお問い合わせください。

補足

  • アマチュア無線有資格者が自ら開設または構成員となっているアマチュア局を使用して、いつでも・どこでも・だれでも、アマチュア無線有資格者の監督(指揮・立会い)の下で体験者(無資格者)がアマチュア無線の交信体験(体験運用)をすることができます。上記のルールは守る必要があります。
    例えば、監督するアマチュア無線家(有資格者)が第一級アマチュア無線技士の場合、その監督の下で、第一級アマチュア無線技士が操作できる範囲の操作を、無資格者(第二級アマチュア無線技士以下の有資格者を含みます。)は、操作することができます。(モールス符号による通信はできません。)
    また、FPVドローンの体験利用については、こちらのページの注意事項もご確認ください。

(御参考)

  • これまで、アマチュア無線の体験制度には、家庭や学校でのアマチュア無線体験運用、アマチュア無線体験局、国際宇宙ステーションとのアマチュア無線体験局(ARISS局)の3つの制度がありましたが、令和5年3月の制度改正により、今後は、すべて新たな制度により行うことができます。これまでは、有資格者と体験者(無資格者)の人間関係、体験者の年齢等の制限や臨時にアマチュア局を開設する手続などが必要でしたが、新制度では上記のルールを守っていただくことで、いつでも・どこでも・だれでも、アマチュア無線を体験できるようになりました。

交信体験制度(体験運用)の関係法令

担当:総合通信基盤局電波部移動通信課