1.事業の目的
Beyond 5Gは、①超高速・大容量、②超低遅延、③超多数同時接続、④自律性、⑤拡張性、⑥超安全・信頼性、⑦超低消費電力の多様な機能を具備し、「Society5.0」を支える「実空間とサイバー空間の一体化」の実現に必要な次世代情報通信インフラであり、2030年代のあらゆる産業・社会活動の基盤になると想定されています。
総務省は、Beyond 5Gの特徴である「超高速・大容量通信」等のニーズに対応するよう、「周波数を効率的に利用する技術」、「周波数の共同利用を促進する技術」、「高い周波数への移行を促進する技術」について、集中的かつ強力に研究開発プロジェクトを実施します。この研究開発により、国民の共有財産であり、有限希少な電波の有効利用を推進します。
2.事業の概要
総務省は、Beyond 5Gの実現に必要な要素技術を早期に確立するため、専門的な知見や経験を有する補助事業者(執行機関)を通じ、企業、大学等への公募型研究開発を実施します。
本研究開発は、総務省の定めるBeyond 5G研究開発促進事業 研究開発方針に基づき、国民の共有財産であり、有限希少な電波の有効利用に資する技術についての研究開発を推進します。
担当:国際戦略局技術政策課